ごあいさつ
Greeting
当ウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
私たちは、母乳育児に関わるさまざまな情報をお届けし、赤ちゃんとご家族を支えることを目的として、このサイトを開設しました。
お母さん、お父さんが赤ちゃんの健やかな成長と幸せを願う気持ちは、時代や国を超えて共通するものです。私たちもまた、その思いを大切にしながら日々母子支援に取り組んでいます。
赤ちゃんの成長には、栄養だけでなく、愛情に満たされた環境が欠かせません。しかし赤ちゃんは言葉で気持ちを伝えることができません。泣く、笑う、見つめる、おっぱいを吸う―そんなさまざまなサインを通して、自分の気持ちを表現しています。
それに応えて、お母さんやお父さんは「お腹がすいたのかな」「抱っこしてほしいのかな」「眠いのかな」と思いを巡らせながら関わります。そして、その思いに応じた働きかけによって、赤ちゃんは安心して泣きやんだり、笑顔を見せたり、気持ちよく眠りについたりします。この言葉のないやり取りこそが、赤ちゃんと親との大切なコミュニケーションであり、その積み重ねによって、赤ちゃんは「守られている」という安心感と愛情を育み、親は「この子を守りたい」という愛情や育児への自信を深めていきます。これを「母子相互作用」と呼びます。
授乳は、この母子相互作用を自然に繰り返すことのできる大切な育児行為です。授乳中には、母子ともに「愛情ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンが分泌され、親子の絆づくりを支えていることがわかっています。赤ちゃんにおっぱいを吸われ、赤ちゃんを見つめ、声をかけながら過ごす授乳の時間は、親子にとってかけがえのないひとときです。
母乳には栄養学的・免疫学的な利点や、さまざまな病気の予防効果があることが知られています。しかし私たちは、それだけでなく、母乳育児が母子相互作用を育み、親子の絆づくりを支える大切な営みであることに大きな意義があると考えています。
一方で、母乳育児は決してお母さん一人の努力だけで成り立つものではありません。お母さんの身体は妊娠・出産を経て母乳をつくるよう変化していきますが、その過程は赤ちゃんとの共同作業であり、また周囲の環境や支援の影響を大きく受けます。母乳育児を望む母子が安心して取り組める環境を整えることは、社会全体の大切な役割です。
私たちは、母乳育児を支えるために集まったさまざまな職種の仲間とともに活動しています。母乳育児は、お母さんだけで行うものではありません。赤ちゃん、ご家族、そして社会全体で支えるものです。 このウェブサイトが、お母さんやお父さん、そして母子に関わるすべての方々にとって、悩みや疑問を解決する一助となれば幸いです。
道北母乳育児支援協議会
代表世話人 長屋 建
構成メンバーの所属先
- 北海道療育園
- 旭川医科大学病院
- 旭川厚生病院
- 旭川市こども家庭センター
- 助産院まぐのりあ
- 訪問看護ステーションあかり
- 旭川医科大学医学部看護学講座
- 旭川高等看護学院助産学科