母乳と粉ミルク
母乳と粉ミルク、どちらが栄養価が高いの?
「多少の違いはありますが、母乳やミルクには、赤ちゃんが健康に成長するために必要な乳糖や脂質、オリゴ糖、タンパク質などの栄養が含まれているので、どちらを与えても大丈夫です。
違いとしては、母乳には免疫物質が含まれ、赤ちゃんの成長に伴って成分の割合が微妙に変化します。一方、ミルクには、母乳に少ないビタミンK、ビタミンDが多く含まれていて、成分の割合は一定です。
ちなみに、ミルクは母乳の代わりとして、各メーカーが母乳に近づくよう国のガイドラインをもとに作っています。国内メーカーのものなら、ミルクの成分に大差はなく、どれを選んでも大丈夫です」(新村先生・以下同)
母乳に含まれる免疫って、どれくらい効くの?
「病気のかかりやすさはそれぞれの赤ちゃんで違いますし、母乳だけで病気を予防することはできませんが、母乳には免疫物質が含まれているので、6カ月間母乳を与えた場合、3才ごろまで感染症のリスクを下げるという報告もあります。
また、初乳(産後すぐから5日目くらいまでの母乳)には、免疫物質が多く含まれています。産後すぐは母乳の量が少なかったり、赤ちゃんがまだ上手に飲めない時期ですが、少しでも母乳を与えられると免疫物質を赤ちゃんに受け渡せます。できるだけおっぱいをくわえさせてあげるといいでしょう」
